えーさん日記 

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柴原 薫さんから   東京オリンピックドームは3分の一で出来る

 

柴原薫「木材は芯付きが強いのか?」

 

 

横使い方をする桁や、梁や土台の場合は上からの重みに対して曲げ強度が必要な為、芯付きが耐用年数が長く、縦使い方する柱などは割れなどが来にくい芯去り(大木の芯の横で製材した材木)が耐用年数が長く良材とされる。

 

 

当然、大木の方が樹齢長いので値段は高価です(*^▽^*)と、社寺建築専門の伊藤平左右衛門建築設計事務所の望月先生に伺いました。

 

 

適材適所ナンです!

 

 

「あの東京オリンピックの2550億の建物を国産材木で出来ないの?」と9人から質問有りました。

 

 

出来ます!日本の社寺建築をやってきた宮大工の伝統構法には、ほぞ(突起した部分)とそれが収まる穴の部分(ほぞ穴)を組み合わせます。梁などの木材の延長を長くするために継ぎ足す接合部を継ぎ手、直角方向に交差する接合部を仕口(しくち)といい、鎌継・蟻継・追っ掛け大せん継など、清水寺の柱のように世界が驚く技術とワザがあり、たぶん三分の一で可能です!

 

 

役人と政治家に聞く耳を持たせる事が出来ればなあー残念です!

 

 

柴原薫